水槽や脱水機などの水処理設備のご依頼も承っています!

イシバシの求人募集サイトをご訪問いただきありがとうございます。今回は現在製作中の水槽についてご紹介します。

ステンレスのひずみを直しています

こちらは、ダンボールの製造工場に納品予定の水槽です。その横には脱水機や排水処理設備もあります。ダンボールをはじめとした紙製品は、製造する過程で大量の水を使用するため、水ろ過装置や汚泥脱水機といった水処理設備が必要になります。

イシバシでは、これまでに数多く水処理設備の製作依頼を受け、全国各地の製紙工場に納品してきました。

この日、ステンレスの歪みを直し、ハンマーでたたいて平らな状態に戻す工程に取り組んでいたところでした工場内では「ドンドン」という金属音が鳴り響いていました。ステンレスは他の金属と比べてひずみが出やすいため、このような塑性加工(そせいかこう)をすることがあります。ステンレスの歪みを直すのは容易ではないため、丁寧な作業と高度な技術が求められます。

チームワークで細かな作業

その後は水槽のふたを置き、サイズが合っているか確認しています。これも溶接前の大切な工程です。

溶接によって残った焼け跡を落とす「酸洗い」という作業も進められています。

電動歯ブラシのような工具で磨いていくと焼け跡がなくなり、きれいになります。

他の製品でも、溶接した箇所はすべてこのような焼け落としをした上で、ピカピカの状態で納品させていただきます。