スクリューフィーダーの端はどうなっているの?

イシバシの求人募集サイトをご訪問いただきありがとうございます。今回は、スクリューフィーダーの構造についてご紹介します。

短いスクリューフィーダーを製作しています

こちらは組立前段階のスクリューフィーダーです。粉体の投入部分と排出されるところが近いとこのように短くなります。羽が大きく、ピッチ(間隔)を広く取っているのが特徴的ですね。

輸送する粉体の量や速さに応じて羽の大きさやピッチを変えて製作しています。

スクリューフィーダーのケースは「梨地処理」という、果物の梨のようなザラザラとした表面に加工しました。梨地処理のほかにも、鏡のようなつやが出る「研磨処理」といった表面加工が可能です。

スクリューフィーダーの「軸受け」

これまであまり触れてこなかった「スクリューフィーダーがケースの中で回転する仕組み」をご紹介します。

こちらはスクリューケースのふたです。スクリューフィーダーをケースにそのまま入れて回転すると、ふたが損傷してしまうので「軸受け」を取り付けます。

軸受けを取り付けるフランジもあります。中央に4本の突起物がありますね。

そしてこれが軸受けです。先ほどの4本の突起物に取り付ける穴があります。

中央の穴の部分にスクリューフィーダーの軸をつなげて使います。スクエア型の黒い部分は固定されていて、軸を取り付けたシルバーの部分だけ回転する仕組みです。こうすることで、スクリューフィーダーの損傷を防ぎ、安定して回転できるようになっています。