きれいな水を作り出す排水処理設備
イシバシの求人募集サイトをご訪問いただきありがとうございます。今回は、排水処理設備についてご紹介します。
水と固形物を分別する水槽
こちらは水中に混ざった固形物を分別できる水槽です。
紙やパルプ製品は、製造する過程で大量の水を使用します。紙の素材によっては木材などの使用することがあり、残りカスが固形物となって水の中に混ざりますが、このままでは水処理ができないため、水と固形物を分別しなければなりません。
そこで水面に浮遊したゴミやチリは、この大きなワイパーを使って奥のポケットに流し込みます。沈殿した固形物は再度水槽の上部に行き、ろ過フィルターを通して固めます。
ワイパーを使って固形物を除去する仕組みは興味深いですね。
薬品が入る水槽も製作しました
隣にあるのは、汚水をきれいにする薬品を入れる水槽です。ポンプでモーターを動かし、吸引して隣の水槽に流れていきます。
工場内で出た汚水は工場の外へ排出するにあたり、Ph値や濁度など自治体が定める水質基準を満たす必要があります。
そこで、水槽の中に入った薬品を入れて基準値になるまで水を浄化させるのです。
この後、先ほどご紹介した水槽と浄化槽を通り、ろ過されてきれいになった水が川に流れていきます。
イシバシは、スクリューフィーダーをはじめとした食品機械のほか、このような排水処理設備の製造も得意としております。