梨地・研磨・酸洗い…ステンレス表面の加工方法いろいろ

イシバシの求人募集サイトをご訪問いただきありがとうございます。現在、製缶工、溶接工を募集中です。今回はホッパーが完成するまでの流れと、ステンレスの加工方法についてご紹介します。

ホッパーが完成するまでの流れ

現在、複数のお客様からホッパー製作の依頼を受けており、工場には大小さまざまなホッパーが並んでいます。

まず、こちらはイシバシの工場に届いたばかりの加工前の状態です。このあと溶接していくと

ホッパーの形ができてきました。まだ溶接焼けが残っていますが、これを「酸洗い」という方法できれいに洗い落とすと右側の逆さ向きのホッパーのように、表面がきれいになります。

ステンレスの表面の加工方法

ステンレスの表面は、お客様のご希望に応じてさまざまな加工ができます。先ほどご紹介した「酸洗い」という方法のほかに「研磨」という、鏡面のように磨き上げる方法もあります。

表面に触れてみるとツルツルとしていてまさに鏡のような仕上がりです。

ほかにも、果物の梨のように表面がザラザラとしている「梨地」と呼ばれる加工方法もあります。ザラザラとしていても触り心地は悪くなく、見た目がおしゃれになるので、ホッパーの外側などステンレス製品の外側を加工することが多いです。今回製作したこの角丸ホッパーは、内側は研磨、外側は梨地にしているので手の込んだ製品になりました。

製缶工・溶接工をまだまだ募集中です

イシバシではスクリューフィーダーをはじめとするステンレス製品の加工から組み立てまで、本社工場内で一貫してお受けしています。それぞれの作業工程のプロフェッショナルが、互いに協力しながらも各自仕事に没頭できる環境があります。 詳しい募集要項はこちらのページにてご案内いたします。