製缶溶接工と機械加工の技術者を募集しています
千葉県習志野市の株式会社イシバシでは、現在、製缶溶接工及び機械加工の技術者を募集しています。産業機械メーカーや食品プラントメーカーで使用されるさまざまな製品を、あなたの手で製作してみませんか?
イシバシではスクリューフィーダーをはじめとするステンレス製品の加工から組み立てまで、本社工場内で一貫してお受けしております。それぞれの作業工程のプロフェッショナルが、互いに協力しながらも各自仕事に没頭できる環境があります。
今回はその中でも、溶接後のバフ研磨の作業についてご紹介します。バフ研磨の作業では細かい金属片が飛散します。他の製品の加工に影響が出ないよう、イシバシでは工場の隣に研磨所を別途設置しておこなっています。夏は暑さがこもるので、扇風機を回しながら作業しています。
素材や位置によって研磨剤を選びます
▲研磨機の横に置かれた固形油性研磨剤や研磨ブラシ。かなり使い込まれています。
当社工場の研磨所では、粒度が36から2000くらいまでの研磨剤を取り揃えています。なかでも粒度が200から600までの研磨剤を使って作業をおこなうことが多いです。どの研磨剤を使うかは、バフ研磨をする素材や位置によって選びます。
▲角などの細かい部分にはフェルト製のバフを使います
平らな部分はサイザル麻製の研磨ブラシを使って磨きます。角度のある部分や細かい部分などは、フェルト製のバフを回転軸の先端に取り付けて磨きます。バフも通らないような隙間は、研磨シートを使って手で磨いていきます。
手作業できれいに仕上げていきます
▲サイザル麻の研磨ブラシに固形油性研磨剤をつけて磨きます
研磨剤は金属の粒を油で練りこんだものです。少し力をかけるだけで表面がしっかりと綺麗になる一方で、バフ研磨をかけすぎると金属が削れて形が変形してしまうリスクもあります。必要以上のバフ研磨はおこなわないようタイミングを見極めるのもこの仕事の重要なポイントの一つです。
▲バフ研磨前とバフ研磨後を比べてみました。
上の写真では、写真左の二つの金属パーツがバフ研磨をかける前のものです。断面に筋が入っているのがわかります。一方写真右のパーツがバフ研磨後の断面です。断面の筋が消え、表面が滑らかになっているのがわかります。このようにバフ研磨をかけた後にしっかりと目で見て確認しながら仕上げていきます。
製缶溶接工と機械加工の技術者を募集しています
すべての商品がオーダーメイド品なので、一つ一つの仕事をこなしていくうちに、技術力だけでなく応用力も自然と身につきます。
イシバシでは、製缶溶接加工キャリアをお持ちで、やる気とモノづくりへの情熱、そして最高の金属加工技術(とくにステンレス加工)を学びたいという意欲のある方をお待ちしています。詳しい募集内容については、こちらの募集ページをご覧ください。