弊社の溶接・製缶工が習得できるスキルについて
弊社ではオーダーメイドで製作するステンレス製品がほとんどです。そしてそれらの製品は個々に違います。そのため弊社の溶接・製缶工はより多くの経験を積むことができスキルを向上させることができます。
上の写真はピーニング処理と呼ばれる作業の光景です。溶接しますと溶接面に歪みが生じます。そちらをハンマーで叩き平らにしていきます。これは思った以上に強く叩かなければいけない作業です。専門的に言いますとピーニングによる効果は以下になります。
・溶接による収縮歪を軽減
・溶接残留応力の緩和
・溶接変形および溶接部に生じる割れの防止
数千、数万個を生産する自動車部品などを製作する工場では、この工程をマシンがこなします。弊社ではオーダーメイドによる小ロットでのご注文が多いため技術工がこの工程をします。そのため、ピーニング以外の溶接なども当然ありますので、技術の向上が通常よりも早くなります。技術の確かな先輩が指導しますので一人前になる期間は短くなります。
溶接に関する工程では、ご紹介したピーニングひとつを見ても上記のような意味を持ちます。各工程ともそれぞれ大事な役割があります。そちらを理解することで作業に挑むとより技能は向上します。ステンレスの板一枚から様々な製品を生み出す「モノづくり」は楽しいですよ!関心のある就職希望者の方はぜひ「製缶工・溶接工」をご覧ください。
イシバシは千葉県、特に習志野市周辺でのステンレス製品の製作ではトップランナーであると自負しています。イシバシの技術工はどこに行っても通じると言われるような人材を育成してきたいと考えています。
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