スクリューフィーダーの羽根の向きを変えてひと工夫
イシバシの求人募集サイトをご訪問いただきありがとうございます。現在、製缶工、溶接工を募集中です。今回はスクリューフィーダーついてご紹介します。
真ん中に投入口がある理由とは
こちらは食品メーカーに納品予定のスクリューフィーダーです。ホッパーとともに受注しました。溶接を終えたばかりなので表面に溶接焼けという焦げた跡が残っていますが、ここから焼け落としという作業に進み、きれいに磨き上げていきます。
今回製作したスクリューケースは、投入口がケースの中央にあるタイプです。投入口を中央に配置することで、粉体を左右両方に輸送させることができます。
以前ご紹介した羽根の向きが逆のスクリューフィーダーは、粉体を左右両方向に輸送できるタイプでしたが、今回は羽根の向きが同じで、同時に両方向に輸送することはできません。この場合、機械の操作により羽根の動く向きを変え、左右どちらかに輸送できる仕組みになっています。
粉体が滞留するのを防ぐ逆向きの羽根
スクリューフィーダーの左右両端には、向きが逆になっている羽根が配置されています。これは、スクリューフィーダーのケースの端で粉体が滞留しないようにするためのものです。
投入口から流れてきた粉はその後、下の出口に向かって流れます。横の穴には蓋がつくので、流れてきた粉が滞留してしまいます。これを防ぐためにあえて逆向きの羽根をつけることで粉を逆戻りさせ、下方に流れていくようにしているのです。
製缶工・溶接工をまだまだ募集中です
イシバシではスクリューフィーダーをはじめとするステンレス製品の加工から組み立てまで、本社工場内で一貫してお受けしています。それぞれの作業工程のプロフェッショナルが、互いに協力しながらも各自仕事に没頭できる環境があります。
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